プロテクションフィルムの施工店で気を付けるべき点は?
カスタマイズした愛車に乗るだけでなく、傷などから守るためにフィルムコーティングすることも考えてみましょう。特に高級車ならば、傷が付かないことは重要です。新車ならばなおさら、だからこそ、施工する専門店があります。
そこで気を付けるべき内容をチェックしてみましょう。
フィルムの種類やこだわりをチェック
専門店であっても、情報をあまり開示していないところがあるようで、料金や納期などの不明瞭であるところはなるべくならば避けましょう。カーラッピングの施工依頼だけでなく、プロテクションフィルムの依頼も請け負う専門店は全国に点在しています。比較検討するときであったり、実際に選定してから依頼し、納車となるまでにはどこに気を付けるべきなのでしょうか。
まずは、知識不足を少しでも補うために、利用する目的に合わせた情報収集はおこなっておきましょう。例えば、カーラッピングでは、印刷やデザインが重要視されます。画像作成やデザインセンスに自信がある訳でないのならば、助かる利点です。
ですが、アニメ公式許諾、こうした申請手続きも必要になります。専門店であれば、使用可能な素材を提案してもらえる場合もあるようですが、ややこしい手続きを代行してくれるのかもチェックしましょう。
そして、カラーチェンジはせずに透明なプロテクションフィルムで車を傷から守りたい人も増えています。どんな注文にも対応してもらえる専門店は取り扱うフィルムの種類が多いです。例えば、高いガード性能でボディの傷を防止できるのはもちろん、ペイントプロテクションフィルムはカーラッピングと同じで、きれいに剥がして元の状態にすることができる種類です。
ほかに、マットな質感のものも取り扱っています。カーラッピングと傷の防止というように、いいとこ取りをしたい、こうした注文に応えられる訳です。また、被害が大きくなりかねないのはフロントガラスなので、できるならばガラス用プロテクションフィルムを取り扱っている専門店を利用しましょう。
そこならば、フィルムメーカーにもこだわっているはずで、それだけに耐久年数も1年近く変わる話も耳にします。施工ができる専門店を選ぶにあたり気を付けるべき点は、高級車やスーパーカーへの実績があるのかを見極めることです。
本来、高級車やレーシングカーなどのボディを守る目的でプロテクションフィルムが貼られています。国産車なのか輸入車なのか、得意分野もあるようです。
高い技術を持ち合わせているのかをチェック
幅広いジャンルでの実績・高い技術力などを見極めることは重要です。剥がせることが当然とされているラッピングフィルムですから、万が一失敗したとしても安心ではあります。
しかし、フィルムメーカーによって剥がしにくいものもあり、ボディのペイントが剥げてしまったり、糊が残ってしまうトラブルになることもあるので、やはりフィルムメーカーにこだわりのない専門店には気を付ける必要もありそうです。
また、マンガやアニメ、ゲームのキャラクターなどを貼り付けるカーラッピングでは、痛車に施工するのを得意とする専門店がたくさん存在します。しかし、ペイントプロテクションフィルムの施工を推奨する高級車やレーシングカー、輸入車カスタマイズなどを得意とする専門店は少ないようで、品質重視であるならば、気を配るべき点です。
高級車を保有する人におすすめの専門店では、カーディーラーとの契約も組んでいます。高級車を多数取り扱う大手というだけあって、高い信頼性があるでしょう。カーディーラーもお墨付き、そうしたところを選びましょう。
また、高い技術を持つことも大事です。特に、透明フィルムである分、貼ってあるのが分からないほど精度が高いことが魅力ですが、パーツを分解することもあります。ですから、さまざまな形状の車にラッピングを施す技術を保有していることは重要なのです。仕事ができる専門店は、複雑な形でフィルムを貼るのも容易におこないます。
きれいにラッピングするためにパーツを分解するのですが、整備の専門店とラッピングの専門店が提携していることもあるようです。また、請け負ったものの外部に委託することもあるようですから、一貫したサービスであるのかという仕上がりに関わる点にも気を付けましょう。
依頼をする前には、信用できるのか、こうした内容からチェックしましょう。ちなみに、傷や汚れが付いてから対応するのではなく、付くことを未然に防ぐという考えを持ちましょう。
というのは、プロテクションフィルムは高透過が魅力です。車種やボディカラーを選びませんから、傷があれば目立ったままになりますし、傷がついた状態を放置しておくとトラブルになるので、まずは傷の補修を優先させる提案がされるかもしれません。それだけに、予算内に収まらないことも考えに入れた相談も必要です。
ちなみに、プロテクションフィルムの施工費は、フロントフルカバーで30万円からで、フルボディセットは100万円からというのが相場です。技術が高いのは前提ですが、取り扱うフィルムに違いがあったり、自分の希望や理想に合う専門店選びがとにもかくにも大事なのです。
作業場となる環境もしっかりチェック
気を付けるべき点としては、貼り替えをしてくれる、こうしたことも頼める専門店でなければなりません。必然的に、施工後に保証があるということも選ぶときの決め手になります。保証があれば、直してもらうことも可能ですが、それぞれで保証内容は違っているので、特にトラブルどきにどのような対応をしてくれるのかをチェックしておきましょう。
施工後、もし傷が付いても貼り替えるだけで簡単に修復ができますが、メンテナンスも重要です。ペイントと同様、研磨剤を含まないワックスなどでおこなってくれるのか、そうした知識を依頼者が得るためには、仕事ぶりをチェックしてみるのもおすすめです。
デザイン重視というこだわりで作られる高級車、その魅力を損なわないための対策・予防策がプロテクションフィルムです。ですから、多くの専門店ではスタイリッシュ、カッコいいデザインに強みを持っている傾向です。いわゆる痛車のように、自動車メーカーによるこだわりでなく依頼者のこだわりを押し出したデザインラッピングに関して、消極的というケースもあるようです。
もちろん、フィルムコーティングサービスもおこなっているところもありますが、見学してみれば、カラーチェンジをはじめとするデザイン面を重視した実績が豊富、というパターンもあります。やはり見学もおこないましょう。ついでに、作業環境が整っていることもチェックしましょう。
品質は見た目の仕上がりに現れるもの、チリやホコリの舞うような作業場であれば、雑な作業となるかもしれません。仕上がり具合も、遠目に見る分にはきれいでも、近くで見ると一目瞭然の違いをチェックできることが多いのです。施工する技術者の身だしなみ、その場の環境、そしてアフターケアまでしっかり比較検討してみてからでも遅くはないはずです。
カーラッピング同様、愛車を飛び石の傷などから守るために、プロテクションフィルムを貼るための施工を専門店に相談する人も増えています。安くはない費用をかけるため、気を付けるべき点は実績が豊富であるのか、という点でしょう。
実績があれば、さまざまな要望に応えてくれますし、アドバイスももらうことができます。また、情報収集として可能ならば作業場を見学してみましょう。そこから見えてくるものがあり、それによって依頼するべきか、判断できる材料になります。