カーラッピングやプロテクションフィルムの施工依頼におすすめの専門店5選をご紹介!【口コミでも評判の業者】

カーラッピングシートとカッティングシートの違いについて解説

公開日:2023/06/01  最終更新日:2023/05/23


カーラッピングシートとカッティングシートでは、どのような違いがあるのでしょうか。どちらも、車のカラーチェンジやドレスアップパーツの中でも、比較的簡単にカスタムできるアイテムです。一見一緒のように思えますが、まったく異なるものです。本記事の内容は、カーラッピングシートとカッティングシートの違いを説明します。

カーラッピングシートの特徴

カーラッピングシートはもともと海外発祥のカスタム方法とされていますが、車体のカラーチェンジを手軽にできるのでしょうか。それともプロに頼むべきなのでしょうか。特徴を踏まえて解説します。

カラーの種類や柄のバリエーションが豊富

カラーの種類が豊富で、販売されているカーラッピングシートだけでも、約100種類はあります。カラーチェンジによく使われる全塗装よりはるかに色の種類が多く、また柄など、バリエーションも豊富です。

具体例を挙げると、レースカーなどによく使用されている「カーボン調フィルム(網目柄)」や、つや消しの「マット系フィルム」、金属感ある光沢が特徴的な「ブラッシュドフィルム」など、さまざまなタイプの物が販売されています。用途は異なりますが無色透明で分厚い素材の防キズ加工されたプロテクションタイプも人気アイテムのひとつです。

湾曲部など、どのような形状にも対応

伸縮性に優れており、平面はもちろん湾曲部分や極小パーツにも対応できます。施工方法も車体全体を包み込む「フルラッピング」や複雑な形状のバンパーや、スポイラーなどパーツごとの施工も可能な「パーツラッピング」も人気です。

ほかにも、「デザインラッピング」などの施工方法があり、用途や使用箇所もさまざまです。しかし、施工の際はかなりのテクニックが必要で素人にはハードルが高い傾向にあります。以上のことからも、よほどの自信が無いかぎり、専門業者に依頼することをおすすめします。

剥離性に長けており、貼り直しもしやすい

剥離性に優れているため、施工に失敗した場合の対応が比較的容易です。さまざまなパーツに貼り付けることが可能なので、便利なアイテムです。しかし、フルラッピングの場合や、完成度にこだわるなら、プロに任せたほうがよいでしょう。

さまざまなサイトなどで、貼り方などの紹介がされていますが、素人初心者が施工した場合、でき上がりに期待はできません。専門業者に依頼する場合、工賃など費用はかかりますが、完成度は非常に高く、満足することでしょう。

空気、シワ、ゴミなどか入りにくい素材

空気やゴミが噛みこんでも取り除きやすいように、専用の抜きミゾがあり、とても施工しやすいのが特徴です。また、シワも入りにくい素材というのも魅力のひとつです。また、空気抜き専用のヘラなど、便利アイテムを使ってみてはいかがでしょう。

ただし注意点として、ラッピングを実施するまえには、必ず洗車など車をピカピカにすることをおすすめします。

カッティングシートの特徴

カッティングシートもカーラッピングシートと同様に車にも使用されています。その他にも机やタンスなどのDIYや、 看板制作、宣伝カーのドレスアップなどに使用されており途は多岐にわたります。ここからは、カッティングシートを使用することで得られるメリットを紹介します。

社用車や看板などのロゴに使用しやすい

基本的にカットして使用するシートで、広い面のラッピングには適していません。デザインカッターや、少し高価ではありますがカッティングマシンなども販売されています。これらの便利アイテムを使用することで、さまざまな形にカットすることが容易になり、社用車のロゴや宣伝カーの文言など、素人でもキレイに仕上げられる特徴があります。

耐水・耐久性に優れている

耐水性に優れており、船のボディーやジェットスキー、サーフボードに使用するケースもあります。また、カッティングシートの材質は4層構造で作られているため、平均して約5〜8年の耐久性があります。

薄く、凹凸が目立たない

厚さ約0.1mmで貼りつけたあとでも、凹凸に気づきにくい特徴があります。また、重貼りしても目立ちにくいため、さまざまなデザインに加工することが可能です。

値段が安く、入手ルートが多い

カーラッピングシートに比べて、安価で購入することができます。リメイクシートという商品名で100円ショップに販売されており、簡単に購入することができるため、施工に失敗してもお財布に優しいという利点があります。タンスや机、部屋のドアなどにも使用しやすく、DIY好きには必須のアイテムです。

カーラッピングシートとカッティングシートの違い

では、カーラッピングシートとカッティングシートの違いとは何なのでしょうか?その特徴や用途について解説します。

伸縮性に大きな違い

カーラッピングシートとカッティングシートで、は伸縮性に大きな違いがあります。カッティングシートは基本的に平面に使用することが多く、湾曲した部分に貼ることに適していません。

反対にカーラッピングシートは、フルラッピングやパーツラッピングなどの車体全体や、極小パーツなど、さまざまな場所や形状に貼り付けることが可能です。

以上のことから、カーラッピングシートには伸縮性が必要です。カッティングシートに伸縮性がないのは、決してデメリットではなく、適した箇所に応じて選ぶことが重要です。

コストの違い

コストの面でも大きな違いがあります。カッティングシートのほうが安価です。カーラッピングシートは伸縮性に優れている点や、色や柄の種類の多さなど、性能にすぐれているため、カッティングシートより高額な設定になっています。安価なカッティングシートにも得意箇所が存在するため、使い分けをするのもコストダウンを狙うのにおすすめです。

用途の違い

カーラッピングシートは広い範囲や小さいパーツ、湾曲部などすべての部分に対応できます。しかし、カッティングシートに関しては使用箇所を選びます。貼りつけ場所は平面オンリーで基本的にカットしたのちに使用します。

以上のことから、車体に使用するならカーラッピングシート、DIYなどで使用するには、カッティングシートがよいでしょう。

カーラッピングシートとカッティングシートどちらを使用するのがおすすめ?

カーラッピングシートとカッティングシート、結局のところどちらがよいのでしょうか。その答えは、使用箇所や使用用途によっておすすめする商品が異なります。

なぜなら一長一短であり、どちらも得意・不得意分野がまったく異なるからです。車のカラーチェンジやドレスアップが目的ならカーラッピングシートがおすすめですが、社用車のロゴや宣伝カーの文言など、小さくカットして使用するなら、カッティングシートがおすすめです。

また、カッティングシートは部屋などの装飾、机やタンスなどのDIYを得意としており、車以外にも活躍場所があるのも事実です。したがって、使用する目的や内容によってカーラッピングシートもカッティングシートもおすすめできる商品です。

まとめ

カーラッピングシートとカッティングシートでどのような違いがあるのか、どちらがおすすめの商品なのかを解説しました。車体全体を好きな色にラッピングしたい、バンパーとスポイラーだけ別の色に変えたいなど、車のドレスアップにおすすめな商品はカーラッピングシートです。カッティングシートも社用車のロゴや宣伝カーの文言制作に使用するには問題ありませんが、不得意な場面が多いのも事実です。

しかし、最近流行りのDIYなどでも活躍し、安価で簡単に購入できるのもカッティングシートです。2つの商品にはさまざまな違いがありますが、それを理解したうえで目的に合った商品を、選ぶことがもっとも重要です。

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