カーラッピングやプロテクションフィルムの施工依頼におすすめの専門店5選をご紹介!【口コミでも評判の業者】

知ってた?カーラッピングにも著作権はある!ルールを守って楽しもう

公開日:2021/07/15  最終更新日:2021/05/31


自分の車に好きなキャラクターやイラストを装飾するカーラッピングですが、実は著作権があるというのはご存知でしょうか。ルールを知らないまま装飾してしまうと、法律に違反してしまうという可能性もあるのです。そこで今回の記事では、カーラッピングをする前に知っておきたい著作権について詳しく解説するため、興味のある人は参考にしてください。

著作権とは

著作権がどのようなものなのかは、日常生活を送るうえであまり馴染みのないことなので、詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。著作権とはイラストやキャラクターなどを作成した人に対して、それを生み出す努力や苦労に正当に報いるため、適正な報酬が与えられるよう定められた法律的な権利です。

一度何かを制作した著作者は利用する人から利用料を得ることによって、今後の創作活動をスムーズにできるのであり、無断で使用することは許されていないのです。著作権に関する知識を有していないまま、自分が好きなキャラクターやデザインを勝手にカーラッピングとして貼り付けてしまうと、著作権法に反してしまい罰せられてしまう可能性があります。カーラッピングにおいて著作権侵害になってしまう行ためは、一般公衆に対して目に見えるようにイラストやキャラクターをカーラッピングとして貼り付けてしまうものです。

一方、自分で楽しむだけの目的で使用することは、法律上でも認められているため問題ありません。たとえばカーラッピングを行って、自分のガレージに保管しておくことも「私的利用」などになります。このような理由に該当するかどうか、カーラッピングをする際には著作権に関しても配慮する必要があるので注意してください。

キャラクターを装飾している車ってあるよね?

著作権に関する法律や著作権侵害に該当する行ためなどを紹介してきました。疑問に思うのは、キャラクターを装飾しているような車、いわゆる「痛車」と呼ばれるカーラッピングが施されたものは法に反することなのかではないでしょうか。近年では痛車に関しても、趣味として幅広く認知されるようになり、さまざまなキャラクターやステッカー、イラストを貼った車を見かけることも少なくありません。

しかし結論からいうと、このような痛車に関しては法律に違反しているものがほとんどになります。きちんとした手続きを経ることなく痛車を作成している人が多いため、これから作ろうと考えている人は注意しなければいけません。また痛車を作るにあたっては、ステッカーなどを貼る場所などについても注意する必要があります。

実は公道を走ることになる車については、国土交通省が定める「道路運送車両の保安基準」に適合しているものでなければいけません。とくにフィルムの貼り付けなどについては、フロントガラスや側面のガラスなどに貼ってしまうと、運転するドライバーの視覚を妨げてしまい、交通事故の原因になる可能性もあるため許されていません。

実際にキャラクターやイラストのステッカー、フィルムなどがボディをはみ出してガラス面などに及んでしまう車も多々見かけるでしょう。しかし、このような車は著作権だけではなく道路運送車両の保安基準にも違反している可能性があるため、公道を走ること自体が法律違反になってしまうのです。実際にキャラクターを装飾する際は、著作権だけではなくこのような道路交通に関する車の基準に関しても注意しなければいけません。

もっとも道路交通法上、痛車に関して規制しているという法律は見当たらないため、保安基準に合致する程度のステッカーやイラストを車に貼り付けることは、法律上問題ありません。しかしキャラクターによっては公共の場所においてふさわしくないものも存在するため、あまりにもいかがわしいものに関しては、公然わいせつなどの罪に問われる可能性もあります。いくら特定のキャラクターが好きだからといって、公共の場に相応しくないものは控えるようにしましょう。

ルールを守って楽しむためには

ここまで紹介してきたように、カーラッピングや痛車の制作にあたっては、しっかりとした手続きをする必要があります。痛車を作ってみたいと考えている人は、使用したいキャラクターの制作会社を見てみましょう。ほとんどの制作会社におけるホームページにおいて、著作物に関する利用条件についての案内が記載されています。

仮に記載されていない場合は、ホームページに用意されている問い合わせフォームから「今まで制作したキャラクターやイラストに関する使用条件」もしくは「カーラッピング・痛車におけるキャラクター使用の条件」について質問をしてみましょう。ほとんどの制作会社では、おそらく会社としては黙認するという返答が返ってきますが、まず間違いなく作者の許可や同意を得ることを促してきます。

他にも痛車で利用されることの多いキャラクターやイラストを有している制作会社では、著作権者によるガイドラインをあらかじめ公示し、痛車に関するキャラクターの使用について紹介しているので、あわせてそちらも探してみるとよいでしょう。たとえば、キャラクター使用の許諾に関しては以下のような条件を付して使用が許されている場合があります。

・キャラクターやイラストを使用したい痛車の車両登録
・免許証運転免許証などにより身分証明書の提出
・痛車に関する著作権の表記
・アニメやゲーム制作会社への、痛車完成後の写真やデータの送付、また制作会社によるインターネット上での公開に同意

自分が痛車にしたいキャラクターやイラストがある場合、どのように利用すればよいのかについては、その制作会社を調べるのが一番手っ取り早い方法です。このようなルールを無視している痛車を製作してしまうと、後々になって法律的な問題に発展してしまう可能性もあるので、注意しなければなりません。

実際に著作権者がガイドラインを出しているケース

ここまで紹介してきたようにカーラッピング、いわゆる自分が好きなキャラクターやイラストを貼る痛車に関しては、そのキャラクターなどを利用するのが許されているかどうか制作会社に聞くのが最も確実かつ、スピーディーに許可を申請できる方法です。実際に著作権者ガイドラインを出している制作会社もあります。

某有名アニメキャラクターを扱っている制作会社では、当該キャラクターを利用したカーラッピングに関して許しているのはもちろんのこと、ステッカーの制作を業者に発注するというのも認めているのが特徴です。また、さまざまな有名ゲームやアニメを制作している制作会社でも、公式ホームページにて痛車に関するガイドラインを掲示しています。

このように痛車に関する詳しいガイドラインを掲示している制作会社もあるので、もし自分の好んでいる会社がガイドラインを発表していた場合は、まずしっかりとそれを読んで痛車を制作することそのものが許されているかどうか確認してみましょう。わからない場合は問い合わせるか、もしくは法律の専門家に相談してください。知らないまま法律違反に該当していたということにないよう注意しましょう。

 

今回はカーラッピングに関する著作権に関して解説してきました。いわゆる痛車を作る際には、必ず制作会社や法律のプロに確認して、知らないうちに法律違反を犯していないかしっかり確認してから行いましょう。また、許可を申請したい場合や痛車にして問題ないか知りたい場合は、制作会社に許諾を得られるか確認することが確実です。

サイト内検索
カーラッピング・プロテクションフィルム業者おすすめ5選!
のらいも工房の画像
ジャスティスの画像
第4位 GRAD
GRADの画像
第5位 G-DESIGN
G-DESIGNの画像
記事一覧