カーラッピングやプロテクションフィルムの施工依頼におすすめの専門店5選をご紹介!【口コミでも評判の業者】

失敗知らずのカーラッピングテクニック!ポイントを紹介

公開日:2020/12/01  最終更新日:2021/01/12


大掛かりな塗装をすることなく車のカラーリングを変えられるため、カーラッピングの人気は非常に高まっています。ラッピングの色はもちろんのこと、柄・模様も選べるためご自身で挑戦しようという方は多いです。ここではカーラッピングを失敗しないためのテクニック・ポイントや、必要となる道具の揃え方などについて解説します。

カーラッピングの基本情報と業者に頼む際の相場額

まずカーラッピングシートがどんな製品であるか、簡単に見ていきます。塗料を使用するのではなく、圧着および加熱により粘着するフィルムで構成された製品です。これを車に貼り付けて、車体のカラーチェンジを行います。 全体にフィルムを施工するフルラッピング、特定の箇所だけに行うパーツラッピングが主体です。

さらにロゴマークや商標キャラクターなど、絵柄・図案がプリントされたフィルムを貼り付けるデザインラッピングも含めた、3種類が主な方法となります。フィルムを剥がしたり貼ったりできるため、簡単に元の姿に戻せることに加えて車体の保護材の役割を担う点も大きなメリットです。

塗装と比べて、施工費用が安価であることも利点の1つといえるでしょう。 ご自身で施工する前に、カーラッピングの施工を業者に依頼した際の相場額を知っておきたいところです。業者によって施工費用は異なるものの、パネル1枚であれば3〜5万円となります。

キャラクターなどデザインを発注する場合、さらに額は跳ね上がります。車体の全体への施工、すなわちフルラッピングであれば柄・模様なしで10〜25万円ほどです。文字やキャラクターなどグラフィックを入れる場合、30〜60万円ほどになります。金額だけ見ると高額に感じますが、塗装と比べると安価です。

施工を成功させるために揃えておきたいグッズ

シートを自分で貼る際にはテクニックはもちろんのこと、使用する道具も非常に大切です。特にカーラッピングシートを初めて貼る方は、テクニックだけでなく今から紹介する道具も一緒に参考にしてください。 ラッピングシートの施工の際に、絶対に必要になるのがカッターナイフです。フィルムを切り取る際に、切れ味の悪いカッターナイフやハサミを使ってしまうと、切り口が綺麗になりません。

その結果、いくら丁寧に貼り付けるテクニックを身につけたとしても縁が汚ければ仕上がりも台無しになってしまいます。車は直線ばかりではなく、さまざまな形状やカーブを描いているため細かいカットも難なくこなせる製品を選ぶのがベストです。

綺麗に仕上げるためには、フィルムに気泡やシワが入らないようにすることも大切になります。その際に役立つのが、スキージーと呼ばれるヘラの形状のアイテムです。車体を傷つけないように、フェルト製のものを選ぶと作業がやりやすいです。

シートを貼る際にフィットしやすくするアイテムとして、ヒートガンが挙げられます。ヒートガンでシートを熱しながら貼れば、スムーズに車体へとフィットさせることが可能です。ドライヤーでも作業は可能ですが、温度・出力の面から見てもヒートガンの方が良いです。電子工作など、幅広い分野のDIYで使えるため1台所有しておくと便利になります。他にも車体を綺麗に磨けるシリコンオフ、施工専用のグローブを持っておくと作業がはかどります。

フィルムの扱い方のポイント

フィルムを貼る際に気を付けたいのは、なるべく伸ばさずに接着するという点です。基本的に伸びる性質であるため、つい引っぱりつつ貼ってしまいがちです。しかし無理に伸ばして貼ってしまうと、後で必ず縮んでしまいます。素材や製品によっては縮まないケースもありますが、あまり得策ではありません。

工業用の糊であるプライマーを使用するのであれば良いですが、多くの方は使用せずに貼るためそのまま装着するのが無難です。 作業を行う際には、外気の温度が20度前後であることが好ましいです。糊の状態がベストに保てる温度であり、冬場に行う際は太陽が出ている昼間の時間帯が良いでしょう。

反対に夏場は気温が高過ぎるため日が高いうちは避けて、日陰や夕方以降など涼しい環境で行う方が良いです。温度が上昇しすぎるため、フィルムが伸びてしまい綺麗に仕上がりにくくなります。

また上手く貼るための準備として、フィルムの寸法は余裕を持って購入するのがおすすめです。上手く貼るには、手で位置合わせが出来るほどのサイズである方がよいからです。作業もいきなり取りかかるのではなく、貼る前に車体にフィルムを合わせてイメージを膨らませる工程が必要となります。

カッターの扱い方について

動画サイトや施工業者のホームページにて、貼り方のノウハウが掲載されています。ただ色んなノウハウを学んでも、結局は自分で繰り返し練習することが一番大事です。もし技術を高めたいのであれば、施工の講習会を受けるのも1つの方法でしょう。 ボディの形状がストレートではなく、段差や複雑なカーブを描いている場合は1枚のフィルムで貼ることにこだわり過ぎないのがポイントです。

分割して貼ることが第一であり、それよりも剥がれないように貼り付けるのが一番重要です。車体に傷が付くのが怖い方は、カッターではなくナイフレステープを使用します。 ボディに上手くカッターが当たらない場合は、角度を工夫してみるとよいです。

カッターの扱いに慣れることも、綺麗に仕上げる上での重要なポイントとなります。サイズに余裕を持ってフィルムを購入しておくことは、カッターの扱いに慣れるまで使うという部分においても功を奏します。なおボンネットの角の部分に関しても、丁寧に貼り付けることでシワや気泡が入り込むのを極力抑え込むことも可能です。

ラッピングシートにシワが寄らないためのポイント

シワが寄らない貼り方を実施するには、パーツごとに丁寧に貼ることが肝心です。カットが大きすぎると貼りにくくなり、小さすぎると継ぎ目が目立ってしまいます。中間点を見極めて、程よいサイズでカーラッピングシートを切り取って施工するのがポイントです。

特にボンネットのエッジ部分は、入念にサイズとカットする形状を念頭に置きつつ切り取ります。最終的な仕上がりの美しさはもちろん、剥がれ防止にも繋がるためカットや温めながら貼り付けるのを心がけましょう。 貼り方をいくら丁寧かつ器用に行っても、車体に汚れがあるとカーラッピングシートに気泡やシワが入る確率が上昇します。

そのため入念に洗車を行うこと、シリコンオフを活用することが大事です。貼る際にはシートを垂直方向に引っぱりながら行うと、綺麗に仕上がります。フィルムを寝かせて貼る場合、シワや気泡が特に入りやすいため強く引っぱりつつ施工します。このときにヒートガンでシートの温度を高めて貼ると、車体の複雑な形状や曲線にフィットしやすいためおすすめです。

失敗したときに焦らず対処するための方法

手の器用さに関わらず、初めての場合は特に失敗と隣り合わせにあります。しかし対処法をあらかじめ知っておくことで、失敗した際も慌てず措置できるためしっかりと把握しておきましょう。 数ある失敗例の中でも多いのが、ラッピングのシートを貼る前の準備段階においてです。作業の前、すなわちシートを購入する時点で既に失敗しているというケースが挙げられます。

特に初心者の場合に多いのが、カーラッピングシートを大体のサイズ感で購入してしまいます。部屋の細かい寸法を計測せずに、大雑把な感覚で家具屋に行ってデザインだけでインテリアを選んでしまうケースと似ていると言えば分かりやすいでしょう。自宅にインテリアが届いて、配置した時点で初めてサイズが合うかどうか判明する、というのはあまりに危険です。

同様にラッピングのシートを購入する際には、自身の愛車をしっかりと計測して必要なサイズ感をきちんと把握することが大切です。 ただ貼ってしまった時点で足りないと気付いたとしても、焦る必要はありません。途中まで貼り付けたシートを剥がして、温めながら貼り付けていけば再度チャレンジすることが可能だからです。この時にも温風を出せる、ヒートガンが大活躍します。

 

文字や柄などがなく、シンプルなカーラッピングシートなら比較的容易に施工可能です。塗装の場合は失敗すると現状復帰が困難ですが、シートの場合は剥がすだけで元通りになるため何度でも挑戦できるのが嬉しいところです。施工する際のテクニックや必須アイテムを参考にしつつ、世界に1つだけのデザインカーにするべくシート貼りにチャレンジしましょう。

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