カーラッピングは自分で剥がすこともできる?
車に張り付けられている車体ラッピングシートを自分で剥がすことができるのでしょうか?自身で剥がすことができれば今後も簡単にメンテナンスできそうですし、貼ってあるものを取るだけなので簡単なイメージがあります。そこで、シートは自身で剥がせるのかということについてご紹介しましょう。
ラッピングシートは一人で外すことも可能
カーラッピングは車体に特殊シートを張り付けて車を装飾したりすることで、企業などの車であればロゴを入れて会社の商品やサービスなどを宣伝するといった形で用いられています。カーラッピングはさまざまなデザインを特殊シートに印刷するので、車体にロゴなどを入れる際も直接ペイントする必要がなくリーズナブルな費用で車を装飾することができる方法として注目されています。
デザインを変えるたびに車体からシートを剥がせばいいですので車のデザインを変えるのが容易といったメリットもあります。車体ラッピングはこのようにコストが安く、メリットも多いので良く用いられていますが、自身でラッピングをおこなうときには技術的なこともありますので、業者に依頼しておこなってもらうことが多いです。
けれども自身でラッピングシートを剥がしたいという場合、自分で剥がすことができるのでしょうか?この点については、昨今のDIYブームなどもあり、車の手入れをできるだけ自分でおこないたいという人も増えています。
カーラッピングを車体に用いると車体自体を保護することもできますので、傷防止という点からラッピングを施す人もいます。汚れなどからも車体を保護してきれいな状態に保つことができますし、リースした車の車体保護のために施されたりしています。
このような車のラッピングを車体から外すということは自身でも可能なのかといった点ですが、ラッピング剥がしは自分でおこなうことも可能です。この点については温めながらゆっくりと剥がすようにするときれいに外すことが可能ということなのです。そのため、ラッピングされた車のシートをきれいに剥がしたいというときは、温めて剥がせば自分でもできます。
ただ、温めすぎると粘着剤が車体に残りやすくなるのでベタベタ感が気になるかもしれません。自分できれいに剥がせるならDIY感覚で剥がしてみたい気もするのではないでしょうか。そして、貼り方も上手になれば車の保護シートが傷んできたときに張替えをすることができ、業者に依頼しておこなってもらうよりもリーズナブルに貼りかえをおこなうことができます。
カーラッピングを施された車体のラッピングは自分で剥がすことができるようになっていますが、やはりプロがおこなったほうがノリの残こり具合などの仕上がりという点ではおすすめでしょう。
自身で取り外すときにはリスクがある
カーラッピングが施された車からシートを剥がせるようになると、カーメンテナンスという点でも自分でできることが広がります。そのため、カーラッピングを自分で剥がしたいという人もいらっしゃるといえます。
基本的に、ラッピング剥がしはプロに依頼したほうがより安心ですし、仕上がりの満足度も高いです。けれども自身で剥がしたいという場合には剥がすことは可能です。けれども、自分で取り除く際にはリスクもありますのでその点についても知っておきましょう。
カーラッピングシートを剥がすのは貼るのより簡単なイメージがあり、フィルム自体を剥がすということはそこまで難しくないといわれています。けれども、その際のリスクとして、強引におこなうと塗装も剥がれてしまうということが挙げられます。
ラッピングフィルムとその下の塗装の間にはノリがあり、そのノリによって接着されているのです。それを無理に引き剥がそうとすると、塗料が一緒に剥がれやすくなることが懸念されます。ノリが長い間付着している状態の車のシートを取っていく場合、ノリが塗装面に定着しており、なかなかきれいに剥がせないという心配などもあるでしょう。
また、車が以前板金修理を受けており、部分的な再塗装がなされている場合はその部分の塗装が取れやすいといったリスクなどもあります。ラッピングされて間もない新車の車であれば素人が剥がしてもある程度きれいに除去することもできるかもしれません。
けれども、塗装歴などが複数ある車に施されたラッピングシートを取り除いていくという場合にはなかなか簡単にきれいに剥がせないかもしれませんので、こうした点に対応するためにはある程度の車塗装などの技術を持っている人のほうがよいかもしれないのです。
そのため、きれいに剥がしたいという場合にはまずはプロがおすすめということなのです。けれども、これらのリスクにきちんと対応して剥がすという場合には自身で剥がすことは可能です。
業者に依頼するときれいな仕上がりが得られやすい
カーラッピングシートを剥がすという場合、DIYでのシート剥がしは不可能ではありません。ラッピングシートを取り除く場合にはある程度温めてからゆっくりと作業するようにするときれいに取りやすいといわれていますのでそうしてみましょう。ノリの状態をより柔軟にして、取り除きやすい状態にすることができるのです。
ラッピングシートを取るときに急いで強く引っ張ってしまうと塗装も取れてしまったり、ノリが残ってしまい、ベタベタした感じになりやすいです。そのため、この点に注意して作業するようにしましょう。車体に残ってしまったノリをきれいに取り除こうとしてスクレーパーなどを用いて削るように処理してしまうと、車体に傷が付いてしまうこともあるのです。
その結果、その傷をカバーするための板金修理による再塗装が必要とされるようになりますので、思わぬ出費につながるリスクもあるのです。ラッピングシートは、必ずしも剥がせば元通りというわけではありませんのでこの点には注意しておきましょう。
また、以前に部分的な塗装などがおこなわれている車のラッピングシートを剥がす際は、できれば専門業者に依頼するほうがよいでしょう。業者を選ぶ場合には、車体ラッピングだけでなく、看板や建築施行等実績などが豊富な業者がおすすめです。
車ラッピングやフィルムコーティングサービスなどを業務としておこなっている業者の多くは、車体ラッピングにそうした技術を活用して営業しているところも多く、ラッピングを外した際の仕上がりもきれいになるでしょう。
よりよい車体ラッピング業者を選ぶときに公式HPの実績例を確認するのがおすすめです。ネットで検索をすれば、こうしたサービスを比較したり、料金などもある程度は事前に知ることができます。はやりきれいにラッピングを外してほしいときには専門業者に依頼するのはおすすめです。
車体ラッピングはラッピングされたシートを取り外すとまた新たにシートを張り付けて別のデザインの車にすることも可能です。カーラッピングを取り外すときには自身で作業することも可能ですが、ノリが残りやすくなったり、ベタベタ感が残ったりすることもあります。
自身で取り除くときには、温めてからゆっくりと取り外すようにするときれいに取り除きやすいです。また、仕上がりをよりきれいにしたいという場合には専門業者に依頼するのはおすすめです。