カーラッピングやプロテクションフィルムの施工依頼におすすめの専門店5選をご紹介!【口コミでも評判の業者】

カーラッピングは内側に貼ることもできる?

公開日:2020/01/15  最終更新日:2020/02/05

内部もカーラッピングして理想をさらに追求することはできるのでしょうか。外側はそのままにしておきたいけれど人目に付かないところにだけラッピングをしたいというときにも知っておくと役に立つ情報なので、詳しく実態を解説します。

どんなところに貼れるのかを考えてみよう

カーラッピングは外側だけでなく内側にもできるのかという悩みを解決するうえで重要なのがラッピングすることができる材質や温度についての理解です。車の外側はどの部分も金属やプラスチックでできていて耐熱性が高い素材になっているでしょう。

平らになっていてラッピングをしやすい形状になっている部分がほとんどなのも確かです。フィルムをきちんと貼ることさえできればラッピングをすることは原理的に可能ですが、もしフィルムを貼ることができない材質や表面加工になっていたら困難だと考えなければなりません。

特に重要なのがフィルムを貼るときに熱をかけることで、かなり高い温度に上げなければフィルムを貼り付けることができません。その熱に耐えられないような素材のところには貼ることができないと考えざるを得ないのです。

また、フィルムを剥がすときにはまた加熱するのが一般的なやり方だというのも念頭に置いておく必要があります。外側は外気にさらされているのでそれほど高温になることはなく、せいぜい直射日光によって熱を帯びる程度で済むでしょう。

しかし、車の内部についてはもっと高温になってしまうところもたくさんあります。例えばボンネットの中については長距離の走行をしたときには火傷をするくらいに熱くなってしまいがちです。

そのような場所にフィルムを貼っても剥がれてしまうリスクが高いので、あまり高温になるところにはラッピングするのは難しいと考えるのが適切です。フィルムの種類によっては熱に対してかなり強いものもありますが、あまり現実的ではないと捉えておいたほうが良いでしょう。

内側でも貼れるところはあるのか

このような材質や温度に関する制約を考慮して車の内側にもフィルムを貼れるところがあるのかどうかを考えてみましょう。まず、車の中については最近の車についてはあまり貼れるところが多くはありません。

どんな車に乗っているかによって違うのは確かですが、近年製造されている車の多くはプラスチックを内装に使用しているケースが多くなっています。プラスチックは熱への耐性が高くないものが多いので、フィルムを貼ろうとすると素材を傷めてしまうリスクがあるのです。

また、質感やデザインの観点から表面を平らにしていない場合がほとんどなので、フィルムを貼りにくいのも問題点でしょう。車が燃えてしまったようなときにプラスチックが溶けてしまわないように耐熱性樹脂や金属を使っている車もありますが、きちんと滑らかな表面になっていないとラッピングをするのは困難なのです。

窓についてはガラス製なので貼ることは可能ではあるものの、安全面を考えると許されることではないので諦めざるを得ません。シートについてはどうかと見てみると、やはり合成皮革や天然皮革、綿や化学繊維などを使っているのでシートにフィルムを貼るのも困難です。

シートだけでなくドアや内装にまで広く皮革系の素材を使用していることも多いため、あまり貼れるところがない車がほとんどです。足元についてもマットがあって貼れず、マットの下もプラスチックを使用していることが多いので難しいというのが実態です。人がいるスペースは無理だったとしても他の場所はどうかと考える人もいるでしょう。

例えば、ボンネットを開いたときにその内側がきれいにラッピングされていたらサービスエリアや道の駅などでボンネットを開けてメンテナンスをするのも楽しみになるという人もいるかもしれません。ボンネットの板や内部はほとんどが金属になっているので確かにラッピングすること自体は可能です。

特にボンネットの板はきれいに平らな表面に仕上げられているのが普通なので、フィルムを貼りやすい構造になっているのも確かでしょう。ただ、素材的には大丈夫であっても、前述のようにボンネットの内部は温度が問題になってしまいます。

カーラッピングをして後は展示場に飾っておく、ガレージに置いておいて観賞用にするというのであれば問題はありません。しかし、実際に街中を走らせようと考えるのであれば避けておくに越したことはないでしょう。フィルムが剥がれてみすぼらしい姿になってしまうリスクがあるだけでなく、その破片がボンネットの中で部品に張り付いてしまい、問題を引き起こしてしまう可能性もないわけではないからです。

もう一つの候補として考えられるのがトランクの中でしょう。ワンボックスカーなどでは車内と共通スペースになるのでやはり難しいですが、セダンなどのトランクが独立しているタイプの車であればラッピングできる可能性はあります。トランクの中がどのような素材になっているか次第なので確認してみましょう。

人がいるスペースと同じようにプラスチックを使っていたり、合成皮革などを使用していたりする場合には困難です。しかし、特に古めの車では金属を使っている場合もあり、表面も平らになっていてラッピングするのに適した仕様になっていることもよくあります。できるかどうかは車次第なのできちんと内部を確認して貼れるかどうかを見極めましょう。

業者に依頼するとどうなるのかを知っておこう

車の内側のカーラッピングをしたいと業者に頼むとどういう対応になるのかも知っておくと良いポイントです。結論から言えば、できるかどうかを見せてもらって吟味しますという回答をしてもらえたら良心的なほうで、大抵の場合には外側にやるものだから内側にカーラッピングをすることはできないと断られてしまいます。

業者としてはお金を払ってもらってラッピングをしたからにはクレームがないように完璧な仕上がりにしなければなりません。ドアの取っ手だけならできるかもしれないなどと言ってしまって挑戦してみたら、うまく貼り付かなかったなどといった問題が生じると信用を失うことになるでしょう。

うちのフィルムならボンネットの中でも大丈夫だと言ってくれたのでラッピングをしてもらったものの、家に帰って見てみるともう剥がれていたとなるとクレームを付けたいと考えるのがもっともなことです。このようなリスクが高いことから業者はあまり前向きに検討してくれません。車の内側のカーラッピングに挑戦したいときにはやり方を身につけて自分でラッピングするようにしましょう。

 

カーラッピングをするには表面が滑らかで平らになっていることに加え、熱に強い素材でできている部分であることが求められます。車の外側はほとんどが該当するものの、内側についてはあまり適した部分がないのでラッピングするのは困難です。ボンネットの中は候補の一つですが、高温になってしまう場所なのでフィルムが剥がれやすいという問題があります。

トランクについては素材さえ大丈夫であればラッピングできる可能性が十分にあるでしょう。基本的にはリスクが高いので業者がラッピングをしてくれることはあまりありません。自分でカーラッピングの仕方を身につけて、ラッピングしてみたいところに試してみましょう。

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