カーラッピングやプロテクションフィルムの施工依頼におすすめの専門店5選をご紹介!【口コミでも評判の業者】

カーラッピングを自分で行う際の流れ

公開日:2019/08/01  最終更新日:2019/07/05

愛車にアニメのキャラクターなどのデザインする通称「痛車」を代表するように、カーラッピングする人が急増しています。ラッピングそのものでデザインをするのではありませんが、ラッピングした上からデザインを施していくことができます。

そして、実は自分自身でもラッピングすることができるのです。

 

ラッピング作業に移る前に計画を立てる

カーラッピングをするのにまず大切なのは計画を立てることで、これで完成度の高さが左右すると言っても過言ではありません。では、一体どのような計画を立てるのかというと、まずは時間です。

ワンアクセントくらいの小さなデザインならば1時間もあれば完成できますが、大きなデザインや複雑なデザインとなると数日をかけて作業することとなります。中途半端な状態で自動車を走らせてしまうと風によって剥がれたりするため、基本的には動かさないほうが良いのです。そのため、自動車を使えない期間をまず計画に組み込む必要があるでしょう。

またカーラッピングは基本的に一人でもできますが、2人で作業したほうが効率アップするためおすすめです。そのため、自分だけでなく相手のスケジュールなども計画に加えるとより完璧だと言えるでしょう。

その次に重要となるのがデザイン決めで、先ほど述べた通りデザインの大きさや複雑さによって完成する期間が決まってくるため、逆算してデザインが決まっていきます。初めてする人はどのくらいの時間がかかるか想像ができないですし、いきなり本番で自動車にラッピングを施すのも勇気がいるものです。

そのため、空き缶など要らないものを活用して、計画の段階でいくらか練習をすると良いでしょう。ここで練習をかねてスマートフォンにラッピングしようと考える人がいますが、それは辞めるべきです。何故ならば、ヒートガンでフィルムを加熱させながら伸ばしますが、300℃近い熱で出るためスマートフォンが故障する危険性があるからです。

そして、デザインが決まったら、それに合わせたフィルムやアイテムなどを取りそろえていくことになります。ヒートガンなどを一から揃えるとなると、おおよその予算は15万円から40万円だと言われています。ただし、次からは購入するのはフィルムや洗浄液くらいなので、かなり費用を抑えることができるでしょう。

ちなみにカーラッピングの業者にお任せした場合は、30万円から80万円と倍以上かかり、当然何度でもその値段となります。そのため、何度でもラッピングしたいと思っているならば、自分でできるようにマスターしたほうがお得です。

 

ラッピング作業直前には洗車が必要不可欠

計画が決まったらいよいよカーラッピングの始まりかというと、そうではありません。ラッピング作業に入る前の準備が必要で、それは洗車です。ラッピングするのだから洗車は必要ないと思われがちですが、ホコリやゴミがついたままだとラッピングにシワができて見栄えが悪くなることがあります。

また、外装の表面に油脂がついたままラッピングしてしまうと、その部分が剥がれやすくなってしまうのです。せっかく苦労してラッピングしてもすぐに剥がれてしまったら、その苦労が水の泡となってしまうでしょう。そのため、洗車後に脱脂作業をすることとなります。市販の脱脂スプレーを利用することとなりますが、そのときおすすめなのがシリコンオフのものです。

そして、洗車のあとにワックスをかけたくなるかもしれませんが、ラッピング前のワックスは禁止となります。なぜ、シリコンオフやワックスをかけないのかというと、先ほどの剥がれやすさと関係しているのです。ツルツルと光沢が出してしまうとそれだけラッピングの定着しにくい状態でもあり、貼りにくくなる一方で剥がれやすくもなります。

そのため、普通の洗車とシリコンオフ脱脂スプレーに留めておくだけで十分なのです。ただその洗車のときは、ドア下やタイヤ周りなど見えない部分も徹底して洗浄するように心がけましょう。

なぜならば、その見えない部分にフィルムの端を折り返しておくためで、洗浄が疎かになっているとそこから剥がれてしまう危険性があるからです。

 

カーラッピング作業するときのコツ

洗車が終わったら、やっとカーラッピング作業に移ることができます。そのときいくつかのコツがあります。まずラッピングフィルムを切り取る作業から始まりますが、そのときギリギリの大きさで切り取ろうとせずゆとりをもって大きめに切り取るようにすることです。貼るとき少しズレたとしても、ゆとりがあればそのまま貼っていけば問題はありません。

一方、ギリギリの大きさだとその小さなズレのせいで貼り直す必要がでて、そのフィルムが無駄になってしまうケースがあるからです。経験を積んで慣れてきた人ならギリギリでもいいでしょうが、初心者のうちはゆとりをもって切り取ったほうが結果的に費用を安く抑えられます。

そして、貼る工程になるのですが、車体の端から貼っていくと綺麗に仕上がります。そのとき剥離紙(市販時のフィルムの粘着面についている紙)をいきなり全部剥がすようなことは止めましょう。フィルム同士がくっ付いてしまって、グチャグチャになってしまいます。

基本的には接地しながら剥離紙を剥いでいくようにすると綺麗に貼れます。その作業のとき空気が入らないようにするため、手ではなく専用のヘラ(スキージー)を使って空気を押し出しながら貼り付けていくと上手にできるでしょう。

最初は一人で難しいかもしれないので、複数人で協力しておこなうとのをおすすめします。ラッピングするところが平面部分だけならばそのまま貼り続ければいいのですが、車体のフォルムには湾曲部分がたくさんあります。そのときはヒートガンでフィルムを温めると伸びるのでその効果を利用することで湾曲部分でもシワができず綺麗に貼ることができます。

そのヒートガンは300℃近い熱風がでるため、使用する前には厚手の手袋を嵌めてから作業するように心がけましょう。ヒートガンを使うコツとしては、一か所を温め続けるのではなく、フィルムの面全体を温めるようなイメージでヒートガンの先端部を回すように動かしていくと上手にできます。

そして、反対部分の端まできたら、ここでもギリギリに切り取らずにゆとりをもってフィルムを切るようにしましょう。余った部分は、車体の裏に折り返してしっかりと貼り付けておけば仕上がりが綺麗に見えます。

最後に、失敗したときや新しくフィルムを貼り換えようとするとき、そして、売却したいときは、貼り付けたフィルムを剥がす必要があります。強引に剥がそうとするとフィルムの粘着物が残ったり塗装を傷つけてしまうかもしれません。

そのため、先ほど使ったヒートガンでフィルムを温めながらゆっくりと剥がしていくようにすると良いでしょう。全て剥がし終わったら、カーシャンプーで洗車すればフィルムの跡も残りません。

 

このように、カーラッピングを自分でする場合は、計画・準備(洗車)・本番作業の大きく3つの流れに分けることができるでしょう。計画では、時間とデザインと道具(費用)を決めていき、洗車ではワックスやシリコンオフで脱脂していくことが大切です。

そして、本番の貼る作業に関しては、フィルムを温めるヒートガンを使ったり、細かなコツを駆使していくことになります。初心者は大変だと思うので、一人ではなく複数人で作業することをおすすめします。

 

 

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