カーラッピングやプロテクションフィルムの施工依頼におすすめの専門店5選をご紹介!【口コミでも評判の業者】

車をイメチェンしたい!カーラッピングと塗装のどちらがおすすめ?

公開日:2022/12/15  最終更新日:2023/01/17


車の色を変える方法としてカーラッピングと塗装(オールペイント)の2種類があります。どちらの方法でも色を変えられますが、工程や耐久性、色を変える仕組み、費用などがかなり異なります。今回はカーラッピングのメリット・デメリット、塗装のメリット・デメリットを比較して、どちらがおすすめかまとめます。ぜひ参考にしてください。

人気のカーラッピングのメリット

カーラッピングとは車体に専用カラーフィルムを貼り付けることです。街頭を走るラッピングバスや営業車の広告としてよく用いられています。最近は個人で自分の車の色を変えるときにも利用されています。カーラッピングのメリットは以下のとおりです。

カラーバリエーションが豊富

1つ目のメリットはカラーバリエーションが豊富なことです。カラーフィルムのバリエーションが豊富で、純正品にない色にすることも可能です。カーラッピング用カラーフィルム大手の3Mなら約90種類の中から好みの色を選択できます。その中には艶あり(グロス)・艶なし(マッド)などいろいろな質感のカラーフィルムが用意されているため、自分の好みの入りを見つけやすいです。

複雑なデザインや写真も可能

2つ目のメリットは複雑なデザインや写真も可能なことです。ラッピングフィルムの技術革新や大型カラープリンターの普及により、これまでできなかった複雑なデザインも対応できるようになりました。そのため、無地の車体に好きなデザインやイラストを印刷して貼り付けることも可能となります。

施工バリエーションが豊富

3つ目のメリットは施工バリエーションの豊富さです。カーラッピングは車全体だけではなく、ミラーやドア部分、ボンネットだけといった部分的な施工もしやすくなりました。このメリットをうまく使えば、費用を安くできる可能性があります。

カラーフィルムをはがせる

4つ目のメリットはカラーフィルムをはがせることです。カーラッピングは車体の上にカラーフィルムを張り付けるだけですので、素地の車体塗装を剥がすわけではありません。そのため、カラーフィルムをはぎとると元の塗装に戻すことができます。そうなると、1台の商用車に2~3年おきにカーラッピングを施して何度も活用するといったことが可能となります。しかも、カラーリングを元に戻せるので、塗装を理由として売却時に値段を下げられることを防げます。

施工期間が短い

5つ目のメリットは施工期間が短いことです。全塗装する場合、3週間から1か月ほど時間がかかりますが、カーラッピングであれば2週間前後で施工できます。施工期間が短ければ、その間の代車手配が楽になるので代車費用を節約することもできます。

人気のカーラッピングのデメリット

カーラッピングにはさまざまなメリットがあるとわかりました。ここからは、カーラッピングのデメリットについてまとめます。デメリットは以下のとおりです。

耐久年数が短い

1つ目のデメリットは耐用年数の短さです。使用環境にもよりますが、カラーラッピングの寿命は2年~5年程度です。インクの劣化が進むため、5年以上持たせるのは難しいといえます。しかし、修理補修を考えると塗装よりもカラーラッピングに分があります。色むらなく、同じ色で補修できるのはカラーラッピングのメリットといってもよいでしょう。

元の塗装を傷つける恐れがある

2つ目のデメリットはカラーフィルムを剥がすときの剥離です。元の塗装を剥がさずに色を変えられるのがカーラッピングのメリットですが、経年した車両に施す場合はフィルムと一緒に塗装が剥げてしまうことがあります。

カーラッピングより長持ちする塗装のメリット

カーラッピングに比べ長持ちするのが従来からある塗装(オールペイント)です。塗装は大きく分けて3種類です。

パーツ類を外さずに塗装する「簡易な塗装」、比較的取り外しが容易なパーツを外す「一般的な塗装」、すべてのパーツ類を外して塗装する「完全な塗装」の3種類です。塗装レベルに従って、時間や費用がかかると考えてよいでしょう。塗装のメリットは経年劣化してしまった車の外観を新車のようにできることです。

もう一つのメリットはカーラッピングよりも長持ちすることです。一般的に塗りなおした塗装が3年や5年でダメになってしまうことはありません。より長く色をとどめたいのであれば、カーラッピングよりも塗装の方が望ましいといえます。

カーラッピングより長持ちする塗装のデメリット

塗装のデメリットは買取査定額が低くなる可能性があることです。塗りなおした塗装の色が、購入時の純正品と同じ色であれば影響が小さいですが、まったく違う色にしてしまうと、買取査定を低く見積もられてしまうかもしれません。たとえば、純正の車色が白で、塗りなおした色が純正色にない色だったときは、オリジナルと違うため買い手が付きにくくなるかもしれません。そういった点が考慮され、塗装した車の買取査定額が低く見積もられることがあります。

もう一つのデメリットは塗装する工場のスキルによって仕上がりに差が出ることです。カラープリンターで出力したフィルムを貼り付けるカーラッピングに比べると担当者の技術の差がでやすいため、品質が安定しないのです。塗装を考えている場合は情報を収集し、高い技術を持っている工場に依頼するのが無難です。加えて施工期間の長さも塗装のデメリットです。色むらをなくし仕上がりの完璧さを期すなら、取り外せるすべてのパーツを外して塗装する必要があるため1か月程度の期間が必要となります。

カーラッピングと塗装ならどちらがおすすめ?

カラーリングの自由度やデザイン性、施工期間、買取価格を重視するのであればカーラッピングの方がおすすめです。カーラッピングの場合、自分の思い通りの仕上がりにしやすく、工場ごとの品質の差も出にくいため、自分の理想に近い仕上がりにできるでしょう。

工期も短いため、自分の都合に合わせやすいというのもおすすめの理由です。複雑なデザインや写真を張り付けるときはカーラッピングの方が向いているといえます。しかし、カーラッピングには耐久性の短さという弱点があります。ただ、カラーリングの変更頻度が高い宣伝広告をメインで考えているのであれば、耐久性の短さはあまり考慮しなくてよいかもしれません。

車両を売却する意思がなく、同じ車を長く後付けたいという人であれば塗装の方がおすすめです。品質のばらつきについても信用できる業者がいれば解決できるからです。愛着のある車に長く乗りたいという人にとっては、数年しか持たないカーラッピングよりも、耐久性に優れる塗装の方が向いています。ただし、仕上がりまでに時間がかかりますので、その間の移動手段の確保が重要となるでしょう。

まとめ

今回はカーラッピングと塗装の違いについてまとめました。いかがでしたか。カーラッピングは非常に手軽に自分の理想の外観にできるため、人気が高まっています。しかし、耐久性という点では塗装に及びません。同じ車を長く乗っている人や塗装の耐久性を最重要と考えるのであれば、塗装の方がおすすめです。理想を追求すればするほど、両者の価格差はなくなっていきますので、自分がどのような目的で車の外観を変えたいのかによって使い分けるとよいのではないでしょうか。

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