カーラッピングやプロテクションフィルムの施工依頼におすすめの専門店5選をご紹介!【口コミでも評判の業者】

カーラッピングの種類と特徴を解説

公開日:2021/03/01  最終更新日:2021/01/29


マイカーを手に入れたらオリジナルのデザインを施して、カスタマイズしたいと思う方は多いと思いでしょう。そのような時にはカーラッピングがおすすめです。カーラッピングにはさまざまな手法や種類、デザインがあり他の人とは一味違った車にすることが可能です。ここではカーラッピングの種類や手法などを紹介するため、参考にしてください。

そもそもカーラッピングとはどんなもの?

カーラッピングという言葉を聞いたことがないという方もいるでしょう。カーラッピングとは、塗料で絵や文字を車に描くのではなく、圧着と加熱によってボディに接着する専用の特殊なフィルムによって、車のデザインやカラーを自分好みに変えることです。

塗装によるデザインやカラー変更は塗料の扱い方が難しく、思ったような仕上がりにならないことも多いので、DIYをする人にとっても難易度が高いといわれています。それに比べてフィルムを貼りつけてラッピングする場合は、豊富な種類のデザインからフィルムを選べます。ボディに傷をつける心配もなく、より手軽に車のデザインやカラーリングを楽しめることが特徴でしょう。

街中でもラッピングを施した宣伝車やバスを見かけることがあると思いますが、企業広告のような複雑なデザインや色合いでも、ラッピングの場合なら再現可能なものが多いようです。近年では企業の車だけでなく、個人でもフィルムを使用した車両のラッピングを楽しむ方が増えてきており、今後ますますラッピングデザインの種類は多様なものになっていくでしょう。

カーラッピングにデメリットはあるの?

車両のラッピングをやってみたいと考える方がとくに気にするのは、デメリットがないかどうかということでしょう。まずは価格面の問題です。とくに塗装と比較した時、車両をフィルムによってラッピングしてデザイン変更すると、価格が高くなる傾向にあります。

一般の車両をフルデザインする場合は、基本的には60~80万円ほどかかるようです。耐久性については、一般的にラッピングの耐用年数は各メーカーとも3年ほどです。ただし、塗装の場合は手入れに気をつけていれば、10年ほどもつとされています。

また、ラッピングをしたうえから研磨をかけて補修することはできません。しかし、ラッピングにはこのようなデメリットを上回るメリットが多く存在します。一番のメリットは、ラッピングはコンピューターを使用してデザインを作成するので、自由度が高く、高度なデザインが可能であるということです。塗装の場合は、デザインの種類が限られますので、フィルムでのラッピングの自由度は、自分だけの車という所有欲を高めてくれるでしょう。

また、ラッピングはフィルムを剥がせばいつでも元通りになるため、車を売却したいと思ったときにも、簡単に元に戻せます。ラッピングをすることで傷もつきにくくなり、車の資産価値を損なわず、塗装を保護してくれる役割も期待できるのです。このように、ラッピングは乗る人のセンスを発揮でき、着せ替え感覚で簡単に車のデザインを自由に変更できる優れた方法でしょう。

ラッピングシートはどうやって貼るの?

ラッピングシートは表面が塩化ビニールでできており、3Mやリンテックといったメーカーが販売しています。ラッピングシートは裏面がシールのようになっているので、これをボディに貼りつけていくのです。ラッピングシートは基本的には無地になっているため、好きなデザインを印刷して使うようになっています。

洗浄して車表面のほこりなどを落としたあと、薄く伸びる素材のフィルムを、手で引っ張りながらボディに貼りつけましょう。フィルムは専門の業者に施工してもらうこともできますが、自分で貼りつけることもできます。車は立体であり、部位によっては複雑な形状をしているため、平面であるフィルムを美しく貼って仕上げるのはコツのいる作業です。

水気の処理や乾燥がうまくいかないと、その後の接着力の低下や、ラッピングのもちの悪さにつながってしまいます。技術のある専門業者に任せるのが最良ですが、どうしても個人でラッピングを行いたい場合は、フィルムの購入計画を綿密に立てることと、施工に必要な作業手順を事前に調査しておきましょう。

車をフルデザイン!フルラッピング

カーラッピングには複数種類があります。まずは車の全体をフィルムでデザインする、フルラッピングという手法です。名前の通り、ドアノブやミラーなどの細部を含め、車全体にデザインやカラー変更を施します。フルラッピングは施工する部分も多く、フィルムも多用するため価格面でも高価になりがちですが、車のカラーをまったく違ったものに変えられるため、中古で購入した車の色が気に入らなかった場合などに最適な手法です。

フルラッピングの場合、施工に必要な作業工程は非常に複雑かつ、熟練した技術者の手で作業することが望ましいため、個人での施工はあまりおすすめできません。専門業者に依頼する場合でも、パーツを脱着して貼りこむと工賃がかさんでいきますが、こだわる人はできる限り細かく施工することを依頼するようです。

熟達した職人の手で施されたフルラッピングは、塗装と遜色ないほどの美しさでしょう。メーカーの純正色にないオリジナルの色を作成することも可能で、フルラッピングであればボディの全体を保護することもできますから、車の状態をよく保ちたい場合にも適した方法です。

部分的なデザイン変更も可能。パーツラッピング

パーツラッピングは、車のルーフ部分などにディテールとしてデザインの変化を加えたい時に行います。フルラッピングのように全体に施すのではなく、一部分にだけフィルムを貼りつけるのです。自分の車の全体的なカラーやデザインを大きく変えたくはないが、他の人とは少しだけ違ったデザインにしたい、スパイス的に個性を表現したいといった要望を叶えることのできる手法です。

フロントグリル部分だけの色を変更するなど、全体の色を同じ色にするよりも、よりエッジの効いた個性的なデザインが可能となります。パーツラッピングはフィルムを貼りつける部位がフルラッピングに比較して小さくなるので、簡単な部位であれば自分で行う方もいるようです。

パーツによっては複雑な形状をしており、慣れない人の手で施工するとシワがよってしまう、美しい仕上がりにならないこともあります。フルラッピングの時と同じく、自分の手では難しいと判断したら、専門の業者と相談して施工してもらいましょう。

痛車もできちゃいます。デザインラッピング

デザインラッピングは、レーシングカーや宣伝用の車、アニメキャラなどのデザインを施した図柄が特徴的な手法です。アニメキャラや萌えキャラが全体に施された車は、よく痛車などと呼ばれています。痛車も、デザインラッピングによって施された車なのです。

痛車や広告車などのデザインラッピングは、まずは施工業者とデザインを共有するところから始まります。単に色を変えるだけのラッピングと違い、車の形状や雰囲気と、アニメやキャラクターの世界観を調和させたオリジナルのデザインを制作しなければなりません。そのため、業者との細かな打ち合わせを繰り返して複雑なデザインを作っていくことになります。

デザインを施したラッピングは強いこだわりがある場合に用いられることが多いため、施工する人とデザインを依頼する人の意見を共有し、キャラやロゴの素材もしっかりと指定することが大切です。デザインラッピングには複雑な工程と計画が必要となってきますが、妥協せずに自分の希望を伝えることが結果的に美しいラッピングを施すための近道となるでしょう。

 

カーラッピングの世界はとても奥深く、種類や目的、与える印象も多岐にわたっています。自分の目的やイメージなどに合わせた手法のカーラッピングをマイカーに施すことで、自分の個性を車によって演出することもでき、車を保護して資産価値を保つことも可能になります。カーラッピングによって、自分だけの車という愛着もますます高まるでしょう。

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