カーラッピングやプロテクションフィルムの施工依頼におすすめの専門店5選をご紹介!【口コミでも評判の業者】

カーラッピングで後悔しないために考えるべき3つのポイント

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/06/22

カーラッピング
自動車の外装を自由にデザインできるカーラッピングは、車好きにとっては魅力的なサービスです。しかし、ラッピングを剥がすことで元の状態に戻せるからといって、気楽な気持ちでサービスを利用すると後に後悔することもあります。本記事では、カーラッピングで後悔しないためのポイントについて解説していきます。

カーラッピングの目的は保護やではない

前提として、カーラッピングの目的は、自家用車のデザインを自分好みのものにすることです。

車体を保護する機能があると思い込んで、カーラッピングを施してしまう人が少なからず存在しますが、本来の目的を知らずにサービスを受けると後悔の元となってしまいます。カーラッピングの具体的な目的について深堀していきましょう。

目的は好みのデザインを実現するため

カーラッピングは、自分の好みのデザインや色味が塗布された特定のフィルムを車体に貼り、自動車のデザインを変えるサービスを指します。車体全体のデザインはもちろんのこと、部分的なパーツの色味を変化させるなどの対応も可能です。

最大の特徴として、カーラッピングを施したあとでも、ラッピングを剥がすことで元の状態に戻せることが挙げられます。そのため、自動車自体のカラーを、売りに出す際に人気の高い白や黒などを選び、カーラッピングにより好みの色に変えるといった対応も実現できます。

また、仮に思っていたデザインと異なっていた場合にやり直しが可能なため、比較的リスクが低く、愛車を自分好みにデザインしたい人に大人気のサービスになっています。

町なかで稀に見かける、アニメキャラクターなどの絵が描いてある車、いわゆる痛車(いたしゃ)も、カーラッピングを施した自動車に該当します。

ボディの傷跡は残って見えてしまう

自動車のボディをラッピングで覆うため、ボディの保護機能もあるのでは、という方も多かれ少なかれいます。しかし、上述の通り、あくまでカーラッピングの目的は自動車のデザインを変えることであり、ボディ表面の保護をするといった機能は持ち合わせていません。

実際に、傷跡のある車体にカーラッピングを施しても、その傷は浮き出て見えてしまいます。また、カーラッピングをした状態で車体をぶつけてしまえば、ラッピングの有無に関わらずへこみが生じます。

カーラッピングにより自動車が頑丈になったり、ボディを完全に保護してくれたりといった認識は誤解であることを理解したうえで、サービスの検討をしましょう。

こまめな洗車が必要になる

特殊なラッピングを張り付けるだけで、自動車のデザインを自由に変えられるカーラッピングですが、施工さえ終われば万能というわけでもありません。特定の条件下では、劣化により取替を検討しなければならない場合もでてきます。

カーラッピングを施した自動車に必要な手入れについて見ていきましょう。

ラッピングは汚れがつきやすい

カーラッピング自体は、汚れがつきやすい性質があります。無論、雨など水分への耐性があるものがほとんどですが、雨汚れを放置し続けるとしみの原因になったり、フィルム自体の劣化が早まったりします。

よって、カーラッピングを施したあともこまめに洗車し、手入れを怠らないことが、カーラッピングを長持ちさせる秘訣です。ただし、洗車の際は手洗いが最適です。

高圧洗浄やガソリンスタンドなどに設けられている洗車機を使用すると、圧力によってフィルムが損傷してしまったり、洗車機内のブラシがフィルムを傷つけたりといった要因にもなってしまうため、洗車時にも気を遣って手入れを行うようにしましょう。

環境によって耐用年数が変わることもある

さらに、紫外線を長時間浴びることで、色味が損なわれたり変色したりといった原因にもなります。特に、仮に一部分だけ変色や色褪せが生じてしまった場合に、その部分のみ張り替えることが極めて困難なため、結果的に全体の張り直しが必須となることもあります。

また、強い紫外線により内側のノリがボディの表面に悪影響を及ぼすことも考えられます。このような外的環境により、メーカーが推奨する耐用年数よりも早く劣化してしまう事例もあるため、当初の予定よりも早く張り替えを行う必要が生じることもあります。

フィルムの寿命を延ばすために、屋根付きの駐車場に止めるようにして紫外線を防ぐなどの対策が効果的と言えるでしょう。

定期的に状態を確認することが大切

上記のような事例が発生することを想定し、定期的に自動車の状態を点検することが大切です。色褪せが気になる前に、自動車を直射日光からなるべく避けるようにしたり、洗車の頻度を多くしたりなど、日常的な手入れを怠らずに実行することで、カーラッピングを長持ちさせることができます。

一度の施工でも、デザインや色味が凝っているほど、相当な金額が必要となるため、張り直しを極力防ぐために意識しておくことが推奨されます。

フィルムが経年劣化していく

上述の通り、カーラッピングは永続的に利用できるわけではなく、いずれはフィルム自体の劣化が生じてしまいます。カーラッピングにおける経年劣化について解説していきます。

自動車のボディにも影響を与えていく

カーラッピングは、張り直しが可能であるため、自動車を元の状態に戻せることがメリットの1つです。しかし、例えば自動車を長年利用しており、車体自体が劣化している場合に、ボディ表面の塗装が一緒に剥がれ落ちてしまうことがあります。

これは、過去にボディ塗装を繰り返し行い、足付けと呼ばれる塗装前の工程などを複数行うことで、ボディ表面の状態がまばらになっている場合に特に顕著に表れます。

また、フィルム自体を長年使ったあとだと、内側のノリが車体により強く密着してしまい、ボディ塗装を剥がしてしまうこともあります。

張り直しができるからといって、自動車のボディに全く影響を及ぼさないということも皆無ではないため、自動車やフィルムの状態を考えたうえで対応をする必要があります。

質の悪いラッピングには注意

カーラッピングの大手メーカーは、フィルムの標準的な耐用年数を明示しており、フィルム自体の性能も高いことから、基本的には数年単位で長く使用できるものがほとんどです。

しかし、実績や知名度が劣っているメーカーが取り扱っているフィルムの内、素材や施工の管理が悪く、低品質のカーラッピングを使用すると、ラッピングを剥がした際にボディが損傷し、傷跡が残ってしまう可能性があります。

これは、カーラッピングを自宅で行う場合に、安価なフィルムを通販などで購入して自身で貼り付ける場合などに考えられる事例です。

大手メーカーのブランドであれば、フィルム自体の品質はもちろん、施工技術も信頼があり、メーカーによっては施工のアフターフォローも充実しているため、安心して委託することができるでしょう。

また、デザインの豊富さも中小メーカーより秀でていることも確かです。初心者の方であれば、なおさらブランドのあるメーカーに委託をすることで、後悔のない取引ができるでしょう。

まとめ

本記事では、カーラッピングを行うにあたって後悔しないためのポイントについて解説しました。カーラッピングは、張り直しが可能であるからという理由で、本来の機能を熟知せずにサービスを受けてしまい、後悔をしてしまうという事例が少なからず存在します。

カーラッピングの本来の目的を理解したうえで、自身の目的と合致しているかを改めて考えることで、対価に見合う満足を得られるかが論点となるでしょう。本記事が、カーラッピングについての理解を深めることに寄与できれば幸いです。

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